会長挨拶

今日この佳き日に、金沢伏見ライオンズクラブ第46期会長として、ひと言ご挨拶申し上げます。これから皆さまと共に考え・悩み・楽しみながら活動が出来ます事、重責を感じるとともに大変嬉しく思っております。

2024年1月1日に能登半島地震が発生し、奉仕活動とは何なのか、ライオンズクラブとは何なのか、ライオンズクラブとは何なのかをあらためて考える1年のスタートとなりました。
私は自問自答しました。今までの奉仕活動は自己満足で終わっていなかったか。本当に必要とされている奉仕に目を向け、耳をかたむけているか。余裕があるから奉仕活動をするのか。また、社会で働くこと、仕事をすることにどんな意味があるのかを考えました。

ある記事の中に、京セラの創業者である稲森和夫氏の「働き方」への考え方が次のように記載してありました。「働くという事は、生きていく糧を得るためのものだというのが一般的ですけれども、そうではなくて自分の人間性を高めていくために無くてはならないものです。一生懸命働くことによって、自分自身の心を高め、自分の人生を精神的に豊かなものにしていく」ライオンズの奉仕活動への捉え方も一緒だと感じます。

個人で寄付をすることは簡単です。しかし、仲間がいるからこそできる奉仕活動が沢山あるはずです。その活動を通して人間性を高め、人生を豊かにしていく。仲間と共に時間や喜びを共有できるクラブ運営を目指して、努力して参ります。

共に奉仕し、絆を深める1年間になるよう願いを込めて。

第46代会長   L.徳本 愛